学級担任って大変なの?(3) 24時間、学級のことが頭から離れない

学級には、多様な個性を持った子供たちがいる。

一人一人のよい所を認めて育て、どの子供も充実した学校生活を送れるように指導することが学級担任としての務めだ。自分の理想とする学級に育てば、教師としてこれ以上の喜びはないほどである。

教師になれば「24時間教師」という意識が求められる。これに学級担任が加われば、「24時間学級担任」になる。

休みの日でも「A夫は今どうしているかな。金曜日はあまり元気がなかったようだけど」「B子は熱を出して休んでいたけど、よくなったかしら」と、学級の気になる子供のことが常に頭から離れない。

「来週にはこんなゲームをして、クラスで楽しもう」と学級をまとめる取り組みについて、いつも考えている。これが教師であり、学級担任である。

日々いろいろなことが学級内で起きる。授業に関する課題だけではない。

いじめも、不登校も当然のように起きる。非行や暴力事件もあるし、学級崩壊、自殺だって覚悟しておかなくてはならない。特別支援教育もある。しかし、いかなる場合でも学級経営をしていくのが担任である。

別表は、一般的な小学校教師の平均的な1日の行動例である。中高については、特に部活動との関わり、地域の巡回などが特徴的なので、加えておいた。

学級担任としての役割も含めた学校での過ごし方については、次のように時間を分けて考えるとよい。

▽出勤から登校時間

▽登校時間から始業時間

▽日直の仕事から始業時間

▽授業時間

▽給食時間

▽授業終了から下校時間

▽退勤

学級担任は、登校から始業までに子供たちの様子を見極める必要がある。健康状態をはじめ、学級の人間関係の様子、適応状況などわずかな時間ではあるが、学級担任としての力量が問われる重要な役割を持つ時間である。