学級担任って大変なの?(7)保護者とは連絡を密にする4

保護者とのコミュニケーションでは、これまで紹介してきたこと以外にもまだまだ多くの取り組みがある。

〔保護者会〕

保護者会は、児童生徒の学校での様子を伝えるよい機会である。楽しい話題(学習面や生活面)を中心に、学級経営方針を伝える。

保護者にとっては、家庭教育についての情報交換の場でもある。さまざまな角度から課題を投げ掛け、保護者にとって有意義な情報交換ができるようにする。

▽保護者会の流れ(1学期末)

①あいさつ

②学級全体の学習や生活の様子について(成果や課題)

③通知表について

④夏休みの課題について

⑤情報交換(家庭生活の様子、夏休みに取り組ませたいことなど)

⑥質疑など

〔個人面談〕

個人面談も適宜実施する。保護者と話す材料を多く用意する。子供の良さを具体的に伝えるようにすると保護者は安心するとともに、担任に信頼感を持つようになる。

子供に関する具体的な出来事を伝えることが大事である。例えば、生活や勉強で今後頑張ってもらいたいことなどを提案する。保護者からの相談事があるときにはそちらを優先する。

そのためには、個人面談の通知に「担任に相談したいこと」などの欄を設けてを事前に調査しておくとよいだろう。

〔通知、通信など〕

▽学年だより=学年の子供たちの様子を伝える。具体的な出来事を書いたり、写真を取り入れたりするとよい。学習予定や行事予定、下校時刻の変更などの必要な連絡事項が的確に伝わるようにする。

▽学級通信=多様なタイプがあるが、子供たちの明るい生活の様子や一生懸命学習している様子が伝わる通信にする。

子供たちの様子や担任としての自己の考えは、保護者に積極的に発信していきたい。こまめに出したり、子供一人一人にコメントしたりして、学校の様子が保護者に伝わるようにする。家庭での会話が活発になるよう工夫する。

〔突然の相談など〕

連絡帳や電話で突然相談を受けることも珍しくない。簡単な質問程度ならよいが、少し複雑な内容の場合は、場を設定するなどしてじっくり話を聞く。

相談内容については、学年主任、副校長、学校長と相談した後に返答するようにしたい。複雑と思うことは、一人で判断してはいけない。

学級担任は、常に保護者とのコミュニケーションに努めなくてはならない。