来夏試験への準備は 情報の収集、志望先の選定など

来年度の受験を考えている人は、試験まで1年ないのでそろそろ本格的にスタートしなければならない。2021年度教員採用試験を目指した、主な行動予定についてアドバイスする。

志望自治体を絞って情報収集

教員採用選考試験は、全ての都道府県および政令指定都市で実施されているが、自治体によって試験方法や傾向が異なる。志望する自治体を絞り、その内容に合った勉強を進めていきたい。

志望先で迷っている人は、採用試験の倍率や試験の傾向、その土地の教育の特色や風土などが自分に合うかどうかを勘案して絞っていけばよい。

多くの自治体では、今夏の採用試験の問題や試験の方式を公表するので調べてみる。志望する自治体を絞ることができたら「教育施策」「目指す教師像」などその自治体についての情報を収集する。

受検資格を確認する

地方公務員法第16条と学校教育法第9条には、教員としての欠格条項などが示されている。「禁錮以上の刑に処せられた者」「教育職員免許法第10条第1項第2号又は第3号に該当することにより免許状がその効力を失い、当該失効の日から3年を経過しない者」などがある。自分がそれらに該当していないか確認する。

過去10年分の問題を分析

筆記対策は、志望する自治体に即した参考書を入手し、傾向に沿った勉強をしていく。自治体のホームページで、ここ数年分は閲覧できる場合が多いが、傾向をつかむには10年分くらいあると便利。いろいろ出版されているので、探してみる。

筆記の準備は、すぐにスタートを切る。本来なら、3年生の夏くらいまでを「基礎力の養成」、夏から3年生いっぱいを「実力の養成」、4年生の4月から実際の1次試験までを「総まとめ」などと3段階くらいに分けてステップアップを目指したい。まだ取り組んでいない場合は、教育六法、学習指導要領、各種答申など必要な資料、参考書などをそろえて、早めにスタートする。

学校現場との関わりを積極的に

教育実習、学校ボランティアなどの学校現場体験は、試験対策としても大きな財産であり、論文や面接に欠かせない。文章や技術はもちろん大切だが、ボランティアや学習支援など学校現場と積極的に関わることを勧める。

現場で何を体験し、どのように感じたか、驚いたこと、子供の様子やつぶやきなどをまとめておくとよい。現場における自分の体験や出来事を交えて語れれば説得力や深みが増すので効果的な対策の一つと言える。

教育時事の整理をしよう

最近は教育時事に関する比重が高まってきている。そこで、教育時事の整理にも取り掛かろう。過去3年分ぐらいはチェックが求められる。文科省の各種答申や通知などをそろえるとともに、教育に関するキーワードをどんどんピックアップし、内容を押さえておく。新学習指導要領は特に最重要課題として、関連の中教審のまとめや答申にも目を通す。

実際の試験直近の時事としては、来年の3月、つまり受験時においては前年度末までの教育時事が出されることが多いので、それまでの時事をしっかり押さえる。

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