面接ですぐに使える ワンポイントアドバイス

どのように振る舞えばよいか

現在、今夏の教員採用試験が行われている最中である。面接に関する「すぐに使えるワンポイントアドバイス」を紹介しよう。


受付での振る舞い

試験会場に余裕を持って行くようにする。絶対に時間に遅れない。

受付では、係の人に笑顔できちんとあいさつをして、自分の氏名、学校名、受験番号などをはっきりと告げる。手続きが済んだら笑顔でお礼を言う。係の人に何か質問するなど二言、三言会話をすると案外落ち着く。指示に従って、面接会場・控室に向かう。

控室での振る舞い

他の受験者がいたら、軽く会釈し、静かに座って待っている。知り合いがいても、おしゃべりしてはならない。何か楽しいことを考えているとよい。例えば、試験が終わったらどこに遊びに行こうかなど考えて、リラックスする。

時間に余裕があればトイレに行って身だしなみの最終チェック。当然だが、携帯電話の電源を切る。忘れて面接中に鳴ってしまったら、直ちに止めてきちんと謝罪する。集団面接の場面だったら、他の受験者にもわびておく。

受験申請のときに提出したエントリーシート、自己PR分などを取り出し、必ず内容を再確認すること。面接カードなどがある場合は、手早く記入する。自分の番が近づいてきたら、一度軽く深呼吸をしよう。

入室から面接時の振る舞い

明るい笑顔で入室したい。この入室の瞬間というのは、重要なポイントでもある。「明るさ」「元気さ」「はつらつとした態度」「若さ」などを示したい。面接官にアイコンタクトをして、会釈をして笑顔で「失礼します」「よろしくお願いします」などとあいさつをする。

応答の基本は、「大きな声ではっきりと受け答えをする」「敬語を正しく使う」である。優しく柔らかな表情での応答を心掛けたい。質問されたら、まずは笑顔を返す。面接中は常に笑顔をキープする。困った顔や無表情は絶対にしてはいけない。うなずきも小さなものと大きなものを効果的に用いたい。ボディーランゲージも効果的である。

面接中のポイントは次の通り。

▽人の話をよく聞く=集団面接や集団討議のときは、他の受験者の発言をよく聞く。「何を話したらよいか」ばかりを考えていると、あまりいい回答が浮かばない。人の話に集中すると、逆に話せるようになってくる。

▽自信を示すのはほどほどに=自信満々な回答がいいかというと、「あまり自信満々なのも、自己主張が強すぎて違和感がある」という面接官の声もある。また、「やる気を示すために、話が長いと逆効果」である。

▽言い直ししてもよい=質問を聞き間違えたり、話しているうちに何を話しているのか分からなくなってしまったりすることもあるだろう。でも、回答に詰まったり、言い間違いをしたりしても大丈夫。「失礼しました」といってから慌てずにゆっくり言い直しても構わない。

圧迫面接された場合の振る舞い

受験者が一番恐れるのが圧迫面接。その対応として避けたいのは、①困った顔やムッとした表情をする②思わず切れてしまう③「どうしてそう思うのですか」などと逆質問する④動揺して視線が泳いでしまう⑤やたらしゃべりまくる⑥泣いてしまう――である。

面接官の多くは、現役の校長である。合格した場合、来年の4月から同じ学校で勤務する可能性もある。心理的な圧迫を弱めるために、面接官を同僚だと思ってしまうとよい。心の中で「4月からお世話になります」と思っていると圧迫感が薄まる効果がある。

圧迫面接は面接官の演技でもある。教員としての適性を確かめるために行っているものである。「この面接官は、本当はこのように思っていない」。「本当は優しい先生なんだろう」などと考えてみよう。