学級担任って大変なの?(9)多様な教職員と積極的に付き合う

学校には多くの教職員がいる。実習などもあり、どのような教職員がいるのかおおよそ把握しているとは思われるが、大体次の通りである。

校長、副校長、教頭、主幹教諭、指導教諭、主任教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭、助教諭、養護助教諭、講師、実習助手、舎監、寄宿舎指導員、事務職員(事務長、事務主任、事務主事、事務補佐員、事務主事補、事務助手など)、技術職員、学校栄養職員、学校給食調理員――などである。

新任教員、若手教員は、学級担任として多忙な日々を送りながら、これらの教員と上手に付き合っていくことが求められる。

特に若手教員が自らの資質向上を目指そうとするときに最も頼りになるのは、先輩教員であろう。教科指導や学級経営についてアドバイスを受けるのもいいし、身近なモデルとしてまねをさせてもらうのもよい。

人間関係がわずらわしいので、あまり職員室に戻らず教室や準備室で過ごすことが多い若い教員がいるという話も聞く。大学を卒業するまで年齢の離れた人間とあまり話した経験がなく、年配の教員とどのように付き合ったらよいか分からない若手教員が少なくないのだろう。組織なので、これを乗り越えなくてはならない。

また、先輩方と交流しないのは、もったいないことでもある。従前は勤務後に先輩や同僚と居酒屋で杯を傾けながら、多様な会話を交わす「飲みニケーション」がよく行われていたようだが、最近は少なくなったという。学期や学年の打ち上げ会くらいである。

だが、機会があれば、ぜひじっくり話をするとよいだろう。困ったことや分からないことがあれば、率直に相談するとよい。新任なのだから、分からないことがあるのは当然だ。遠慮せずに相談したり、アドバイスをもらったりするとよい。

ただし、頼りすぎないことと、感謝の気持ちを持つことが大事である。 話を聞いたり、相談したりするときの留意点を挙げておく。

▽相談は、先輩の都合をきちんと聞いてから

▽自分の時間を割いて相談に乗ってくれるのだから、感謝の気持ちを持つ

▽相談したいことについては、あらかじめ自分で整理しておく

▽学級経営、保護者との関係などで困ったことがあるなら、早めに相談する

▽厳しいことを言われても、自分のためであると思い、冷静に聞く

▽言い訳はしない。特に、子供のせいにしないようにする