面接の○回答×回答 (150)夏季休業明けの留意点は

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夏休み中と仮定して、2学期開始まで1週間になりました。この時期に、学級担任として準備すべきことは何だと思いますか。考えを教えてください。

○回答

◯子供たちは夏季休業中、臨海学園、林間学校、水泳教室などで学校に来る機会はあるものの、長期間学校を離れていました。学校開始を待ち望んでいる子もいれば、多少の抵抗感を抱く子もいます。どの子も「学校が始まってよかった」と実感する環境づくりが大事です。

まず学習環境の整備に努めます。教室をはじめ校舎内外の清掃をして美化を図ります。子供たちと一緒に行う清掃活動も教育的に大事ですが、学校職員による環境整備は不可欠です。

また、教室の机・椅子、校庭の遊具や体育施設などの安全点検、教室の学級担任用の事務机やその周辺の不要な物を整理整頓して環境整備を図ります。子供たちが夏季休業中に取り組んだ自由研究や作品の展示スペースも確保をして、頑張りを認め意欲につなげます。

[コメント]

◯8月、子供たちは長期休業、教師は勤務、研修や休暇の有効活用などで過ごします。さて、あなたの記述から、学級担任としての心構えを感じます。2学期開始を前に、さまざまな思いを持つ子供たちをして「学校が始まってよかった」と言わしめる環境整備、いい着眼です。

清掃が行き届き安全な学校施設・設備、良好な学びの場として不要物は整理して、落ち着いた雰囲気を醸し出そうとする信念と意欲を感じ取れます。

×回答

×学校は学びの場として最良の環境であることが常に求められています。2学期を迎えるまでにあと1週間という時期、教師がしなければならない準備はこの環境づくりをすることだと考えます。

最良かつ充実した環境づくりの核となるのはやはり人です。指導力を持つ教師です。子供一人一人を思い浮かべて教材研究に努め、良い授業を目指す教師です。

子供たちはプール、林間・臨海学園などがあっても学校の授業からは遠ざかっていました。学期初め、学校に戻って学校生活に適応するには個人差があり1週目が大事です。どの子も意欲を持って主体的に学習に取り組むことができるように心掛けます。そして、一人一人の子供の側に立ち、確かな教材研究に裏打ちされた授業で臨むことができるように準備を進めます。

[コメント]

×学校は学びやとして最良であるべき、その要は人(教師)にあり、いいですね。しかし、それは学校が始まる1週間前に限ったことではありません。常に配慮すべきものです。

それに、2学期、学校が始まる前の準備としては焦点を絞りすぎです。長く学校から離れていた子供たちには、速やかに学校の教育活動に適応してもらうのが大事です。学びの場として最上の環境づくりについての手だてを述べてほしかったです。

アドバイザー・宮澤 義一 元東京都公立学校長