マナーの練習を始めよう 面接の重要なポイント

普段からの取り組みが大切

面接試験では、話す内容ももちろん大切であるが、同様に礼儀、マナーも重要とされる。だが、立ち居振る舞い、敬語などは一朝一夕では身に付かない。付け焼き刃で対応しても、本番でぼろが出やすい。マナーをわきまえた行動が自然にできるよう、いまから練習を積み重ねよう。

形から入って繰り返し練習する

面接試験で第一印象は非常に大事と言われる。第一印象が良くないと、マイナスから始めなくてはならない。それは大変不利だ。

その第一印象をよくするのがマナーである。社会人としてのマナーや正しい敬語の使い方を身に付けていれば、好感度アップが可能となる。

練習は同じ教員志望者と行うのがよいだろう。互いの所作振る舞いをチェックしながら、練習を進めよう。

マナーの練習をする際、習得すると他の受験者と差別化が図れるポイントを次に示そう。

▽動きは一つひとつ区切る=動きにも間を取る。例えば、お辞儀は頭を下げたら一度しっかり止めて、それからゆっくり頭を上げる

▽お辞儀は言葉が先行する=「失礼いたします」「ありがとうございました」「よろしくお願いします」などあいさつする際は、言葉が先である。あいさつ言葉を息と共に出す。それから頭を下げる動作に入る

▽手のひら全体を使い、指先はそろえる=何かを受け取る動作、指し示す動作は相手に手のひらを見せる。また、一本指で指したり、指がバラバラに開いたりしないようにする

▽物の受け渡しは両手で=書類の受け渡しなどは、両手でていねいに行う

敬語の使い方は場数を踏んで習得

言葉遣いも普段からの練習が肝要である。注意すべき点は、「早口にならない」「口をしっかりと開けて話す」「会話の間を取る」「語尾上がり、語尾伸ばしに気を付ける」――などである。

敬語の使い方もなかなか難しい。頭を悩ませている受験者も少なくないだろう。敬語は、正しい知識を身に付けるとともに、日常のさまざまな場面で積極的に使用し、使い慣れていくしかない。それが最も重要で、かつ近道であるといわれているので、教員志望者同士で場面設定をして練習していこう。

マスターするには次の2つのポイントがある。

①敬語の種類や言葉遣いを正しく理解する

②自分と敬語を使うべき人との関係を素早く理解する

敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つがあり、概要を別表にまとめておいた。よく理解して、練習に取り組もう。

「です・ます調」といわれる、ていねいな言葉遣いを基本として身に付け、そこから、場に応じた尊敬語、謙譲語の使い分けを覚えていくとよい。