2021年度教採試験 本番まであと半年

論作文、面接対策は早めに 本格的な準備をスタート

年が明け、今夏に行われる2021年度教員採用試験の本番まで、あと半年程度となった。本格的な準備のスタート時期である。試験までの半年間に取り組むべきことなどを見ておこう。

過去3年分の教育時事を整理

論文にしろ、面接にしろ、最近の教採試験においては教育時事について問われる比率が高い。そこで、この3年程度の教育時事の整理をすることが必須である。

これに加え、今年の3月ぐらいまでの時事も必要となる。文科省の各種答申や通知、特に中教審、学習指導要領の改訂、働き方改革、高大接続の改革などに関するものは最重要である。「社会に開かれた教育課程」「プログラミング教育」「主体的・対話的で深い学び」「給特法」「変形労働時間制」「大学入学共通テスト」「Society5.0」などのキーワードはしっかりと理解する。

またそれぞれの経過、動向も把握する。内容を覚えるだけではなく、自分でどのように考えるか意見も持ちたい。「教育新聞」論評や解説が役に立つだろう。

いじめ、不登校、暴力行為、体罰、虐待、子供の貧困などについても、その状況や国、自治体の対策を改めて確認し、自分が教員となった場合、どのような対応が考えられるかまとめておくとよい。

筆記については、受験する自治体の過去問題の傾向を探り、問題集などを購入して勉強する。不得意分野がある場合は、早めに克服する。1冊の問題集に徹底的に取り組むのも有効だ。

教員として知っておくべき教育法規は、出題される可能性が高い。日本国憲法、教育基本法、学校教育法、地教行法、教育職員免許法などはしっかり理解しておかなくてはならないので、早めに取り組もう。

論作文、面接の練習も積極的に

論作文と面接は、早くから、そして着実に取り組まなくてはならない。短期間では、なかなか効果が上がらず上達しないからである。

論作文は、数をこなしたほうがいい。1週間に1本、少なくても1カ月に2~3本は書く練習に取り組む。4月くらいからは、受験先の制限時間、制限字数に合わせて書く練習を始める。

最初は論文の構成に気を付けながら、次は教育用語を盛り込みながら書く練習が効果的。過去の出題例などから論作文に出題されそうな教育課題をいくつか選び、それに関連する教育用語・キーワードをピックアップして整理する。論作文だけではなく、面接や筆記にも役立つ。

面接も、積極的に練習したい。教職志望の仲間などと協力し、個人面接、集団面接・討論、場面指導、模擬授業を受験者と面接官の役を交代しながら、繰り返し何度も練習することが大事。

残り3カ月になったら、筆記、論作文、面接など全て本番と同じ条件で練習する。

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