【学級担任って大変なの?(18)】社会人としての言葉遣い

教師は児童生徒のお手本でもあるから、普段から丁寧で適切な言葉遣いをしなくてはならない。学級担任になれば保護者と連絡を取ることが多いので、なおさらである。それは、若手や新任教師であっても同じこと。社会人としての言葉遣いが求められるのである。

「言葉遣いは心遣い」とも言われ、相手への思いやりと自分の心を伝えようとすることが大切である。身近な例をとって、丁寧な言葉遣いの在り方を見てみよう。

普段から非常によく使う言葉に「すみません」がある。この言葉は使う場面で意味が異なるのはよく知られているところ。主な意味は、①謝罪、謝る②呼び掛ける③ありがとうと同様、お礼を述べる――などである。いずれも、少々気を使うことで丁寧な言い回しになる。

①は「申し訳ございません」「失礼しました」。

②は「お願いします」「恐れ入ります」。

③は「ありがとうございます」。

いつも何気なく使っている言葉でも、ちょっと見直せば丁寧な言葉遣いになる。何でもかんでも「すみません」と言うのではなく、少し考えてみよう。

早口にも注意する。若者はとかく早口になりがちだ。口を開けてしっかり動かす、間を取る、などに留意しよう。鏡を見ながら口を開ける練習をするとよい。

語尾上がり、語尾伸ばしにも注意したい。「お願いしまーす」「失礼しまーす」とは言わないように気を付ける。「○○のほう」という言い方にも注意する。「こちらのほうでよろしいですか」ではなく、「こちらでよろしいですか」と言えばすっきりする。

敬語の使い方に悩む若い教師も少なくない。「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」は相手が誰か、主語は誰かをまず整理すると分かりやすい。

言葉遣いに不安がある場合、現場にいるのなら先輩教師に教えてもらうとよいだろう。学生なら教採の受験仲間と普段から敬語で話す練習をするとよい。本を声に出して読むというのもよいトレーニングになる。

丁寧な言葉遣いは教採対策にも役立つので、日頃から心掛けたい。