ビジネスマナーから面接対策を学ぼう(1)笑顔で明るく「あいさつ」

一般の民間企業などに就職すると、研修などでいわゆるビジネスマナーというものを学ぶことになる。社会人としての言葉遣い、立ち居振る舞いなどが教えられるが、これはまさしくコミュニケーション能力であると言ってよい。

教採試験の面接試験はコミュニケーション能力を見るものであるから、このビジネスマナーから面接対策を学ぶことができる。もちろん、現場に入ってからの児童生徒、保護者、同僚への対応の基礎ともなる。

まずはコミュニケーションの基本である「あいさつ」。あいさつには、相手の心を開き、その心に迫るという意味がある。そして、歓迎と確認という大きな目的がある。

このような意味を持ったあいさつができているか。そのためのポイントは次の通り。

①相手の目を見る

②先にあいさつをする

③明るく元気に

④相手に合ったあいさつ

目を見るのはアイコンタクトともいわれ、非常に大切である。存在認知であるから「あなたがそこにいることを確認している」ということ。

それから、自分から先にあいさつすることが大事。教採試験の面接でも、面接官の目を見てしっかりアイコンタクトをとり、自分から先にあいさつすると印象が良い。

あいさつは「明るく元気に」行うもの。それには笑顔が必要だ。また、相手に合ったあいさつが重要である。ただ、「おはようございます」「こんにちは」というだけではなく、他の言葉も添えたり、笑顔であいさつしたりすることが求められる。

面接でも面接室に入室の際、「失礼します」というだけではなく、例えば午前中なら「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と笑顔で明るく元気にあいさつしたい。

ここで日頃自分が行っているあいさつを思い出してみよう。どこが足りないか検証して、そこを直すようにしたい。

人の第一印象は会って10秒から15秒で決まり、その印象がその後300時間も続くという研究結果がある。無意識に脳の中で会ったときの気持ちを何度も繰り返しているからだという。だから最初のあいさつが肝心なのである。

困ったことに、「感じが良くなかった」という印象を覆すには大変な努力が必要になる。第一印象を決定付けるのには視覚が大きく関わっている。だからこそ笑顔は、人と信頼関係を築く上で多大な力を持っているのである。笑顔は面接ではなくてはならないものといえる。

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