ビジネスマナーから面接対策を学ぼう(2)笑顔で意味と練習方法

 前回、笑顔は信頼関係を築く上で多大な力を持っていて、面接でもなくてはならないものであることを説明した。笑顔の力について、もう少し言及する。

 笑顔には、次の4大作用がある。

①親和作用

②浄化作用

③誘引作用

④解放作用

 例えば、外食で料理店に行くと、店員が笑顔で「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。その親しみやすさに歓迎されているということが分かり、日頃の嫌なことをしばらくの間、忘れさせてくれる。料理店では、もちろんおいしい料理を食べることが一番だが、店員の笑顔、お店の和やかな雰囲気が加われば、とても気分のよい時間を過ごすことができる。感じのいいお店だと思い、もう一度来店したいとも思うだろう。

 親しみ和ませ、心を癒し、相手の興味を誘い、緊張感を取り去る力がある。だからこそ面接でも効果的に笑顔の力を使いたいものである。

 笑顔の練習方法も紹介しよう。

 まず、鏡の前に立つ。顔は無表情のまま。口角は下がっていないか。下がった口角は不機嫌そうな印象を与えてしまう。口角を上げるにはどうしたらよいか。「イー」と発声すると口角が上がる。「イー」の口が笑顔の口になる。「スキー」「コピー」なんでもいい。語尾を「イー」と伸ばす言葉を出して口角を上げる練習をしよう。また、食事の時によくかむようにするとよい。かむことによって口周りの筋肉が鍛えられ、口角が上がりやすくなる。

 毎朝、鏡に向かって、笑顔を作る練習をしよう。笑顔は子供たちから好かれる最大のポイントでもある。

 次に、面接時の態度、動作、マナーについて学ぼう。マナーは、まず形から入る。五感の中でも視覚が大きく使われるからである。当然その形、動作には「心」がなくてはならない。思いやり、やさしさなどを込めることが必要だ。いんぎん無礼という言葉があるように、人は相手の態度や言葉から「心」を感じ取ることができる。

 それでも形から入ることには意味がある。柔道や剣道、各種のスポーツと同じで形を繰り返し練習することで、その方に込められた「意義」「心」「理由」なども理解していけるからである。次回は面接時の動作、態度のポイントを説明する。

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