【面接の○回答×回答(172)】効果的な読書経験を積ませるために

問い

子供の活字離れ、読書離れが言われています。学校で効果的な読書経験ができるようにするために、あなたは担任としてどのような取り組みをしますか。

〇回答

まず、本と触れる機会を増やし読書習慣の形成に力を入れます。朝の会や帰りの会で、読み聞かせや担任が読んで面白かった本を紹介します。また、子供たちが読んで面白かった本を紹介し合ったりする場をつくります。

次に、個々の興味関心に合わせた読書指導をします。読みたい本が見つからない子や他にやりたいことがある子の興味関心を捉えて、それに関わる本を紹介します。さらに、国語だけでなく全教科で本を活用できるようにします。

学校司書や学年の先生に相談して調べ学習に本を活用できるようにします。

コメント

この回答は子供と本の橋渡しの方法を述べています。多様な方法があるので内容を絞って答えられるとさらによくなります。

例えば、国語科や教科外、また、環境づくりや読書活動で、具体的な方法とその理由付けができると評価が高くなります。

×回答

今の多くの子供たちは、漫画やゲームに夢中になっていて本を読まないのだと思います。

そこで、本を読む機会をつくります。朝の会で読書の時間をつくって本に触れる機会を少しでも増やそうと思います。また、学年に応じた課題本のリストを配り、感想文を書いて提出する宿題を出します。本への興味を示さない子には課題を出して本を読むように仕向けます。さらに、読んだ本の名前を記録させます。どんな本を、どのくらい読めるようになったか分かるようにします。

コメント

この方法ではさらに読書嫌いを生んでしまいます。どうすれば子供が本に興味を持ち本好きにさせられるのか、実践事例や資料参考に自分の考えをまとめます。また、一律に読書や感想文を書かせるだけでは逆効果です。本は面白く楽しいものだという活動例を挙げられるようにします。担任という環境が重要です。本のリストを配るだけではなく、自分が紹介したい本を読んで、面白さを伝えられるように努力する姿勢を示すのです。子供は先生のようになりたいと思うようになります。

アドバイザー・塚田亮 元東京都公立学校長

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