試験本番まで約半年 試験対策の総まとめを

 新しい年になった。今夏の教採試験本番まで半年とちょっとである。本番までの対策を4年生を想定して見てみよう。

 実際の試験まで約半年なので、ラストスパートをかけなくてはならない。しかし、通常の状態であれば、6月には教育実習がある。教職課程のハイライトであり、全力で取り組まなくてはならない。採用試験においても、面接の模擬授業や場面指導、論作文で実習の経験が多いに役に立つ。また、実習中、余裕があれば、指導教官から面接などについて指導を受けられることもある。

 この時期であるので、受験をする受験先を絞り込んでいることと思う。志望の意思がある自治体の教員採用情報などを集めること。そして、受験先が固まったら、その県の過去問題3年分程度を入手し、問題傾向を分析しよう。

 面接マナーも付け焼刃では身に付かないので、普段からの立ち居振る舞いの中で意識していく。教採用のリクルートスーツは夏物なので昨夏に既に購入していると思う。暖かくなってきたらできるだけ着用してスーツに慣れておこう。

 実技は、苦手なものがあったら、本格的に多忙となる新年度前に克服しておきたい。例えば、水泳は2種類の泳法を求められることが多いので、できない場合はスイミングスクールなどでマスターしておく。英会話、ピアノも同様だ。

 4~5月には、募集要項の公開・配布が開始されるので、確実に閲覧・入手し、しっかりと読み込む。試験の日程、試験科目、募集人員、選考方法などをきちんと確認する。出願は6月中旬くらいまでが多いので、必要書類をそろえ、出願する。ここで遺漏があってはならない。参考までに、実施要項の公開・配布から名簿登載者発表までを別表にまとめておいた。

 試験対策の総まとめの時だ。教職・一般・専門教養の筆記試験対策は、これまで勉強してきたことを繰り返し学習して不得意をなくすなど総復習をしよう。教育時事のチェックは、直前まで忘れないことが大事である。

 論作文は、過去のテーマ、最新の教育時事などにつき、実際の制限時間、制限字数で何度も書いてみよう。できれば、大学の教官に読んでもらい、アドバイスをしてもらう。

 面接は、受験仲間とグループを組み、志望する自治体の実際のスタイルで集団面接、集団討論、模擬授業の具体的な練習を繰り返し行う。

 試験直前で何よりも重要なのは、健康管理である。コロナ禍が長引き、体調を維持するのが難しい面もあるが、体調不良で実力を発揮できないなんてことになったら悔やんでも悔やみきれない。万全の体調で試験に臨めるように食事をしっかりと取り早寝早起きなどに努めよう。時節柄、感染予防もしっかりと行うことが大切である。

名簿登載者発表までの主な流れ

実施要項・志願書の公開・配布(4月~6月中旬)
情報収集
受験先の決定
願書の受付(5月中旬~6月中旬)
試験内容の確認
受験票の交付(6月下旬~7月上旬)
第1次試験(7月上旬~7月下旬)
第1次試験結果発表(8月上旬~9月上旬)
第2次試験(8月中旬~9月上旬)
※第3次試験がある自治体も
名簿登載者発表(9月中旬~10月下旬)


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