【合格を勝ち取る志願書の作り方(3)】志望動機の書き方②

共栄大学准教授 小川 拓 
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 志願書を書くに当たっては、最初に書ける文字数をしっかりと把握する必要があります。志願書は、レイアウト上の「見た目」も非常に重要だからです。また、内容以前に、丁寧に書いていく必要もあります。もちろん、文字の上手・下手はありますが、下手だって構いません。心を込めて丁寧に仕上げることが大切なのです。年配の方が読みますので、文字の大きさ、濃さ、太さを意識しながら書きましょう。

 以前、私が指導した受験者の中には、きれいに見せるために教科書フォントで原稿を作り、それを印刷して下に敷き、1文字ずつなぞっていった人もいました。文字がうまくないという理由でそこまで行い、見事一発で合格を勝ち取りました。パソコンでプリントアウトした原稿は文字間隔が手書きよりも広いので、その人は1文字書くごとに用紙をずらしながら記入していました。そこまでする必要はありませんが、丁寧に仕上げようと思えばさまざまなやり方があるものです。

 それでは実際に書かれた志願書を見てみましょう。

採用試験合格者の志願動機の例(実際に書かれた行数、文字数で表示しています)

【志願動機①】

(指示文⇒)〇本県の教員を志望した理由を記入してください。

【志願動機②】

(指示文⇒)〇志望の理由

志願書作成の前に……ワンポイントアドバス!!

 志願書を作成する前の段階でするべきことに、写真撮影とボールペン選びがあります。写真は自動写真撮影機もありますが、できればプロに撮ってもらうことをお勧めします。印象良く仕上がり、加点イメージにつながります。ボールペン選びも重要です。自分に合った書きやすいボールペンを選びましょう。自治体によっては、記入欄が小さい場合もありますが、0.38~0.5㍉くらいがよいでしょう。氏名欄は、大きめに設定されていることが多いので、1.0㍉にするなど使い分けて書くと見た目が引き締まります。


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