【面接の○回答×回答(178)】コロナ禍での人間関係づくり

問い

コロナ禍で学級内の人間関係づくりが難しくなっています。あなたはどのように対応しますか。

〇回答

私は「子供の考えで進める授業」を中心に考えを述べます。興味・関心・意欲が持てる授業を行います。話し合い活動を活発にして、みんなで考えを練り上げていきます。教科や単元を決めて授業の流れが見えるような板書の工夫をします。賛成、反対、付け足し、別の考えなど意見を記号化し、発言者とその要点が分かるように模造紙に記録します。それを教室に掲示します。子供たちも板書の記録から意見と意見のつながりが見え、仲間とのつながりが分かります。私は新しい発見や疑問の提示、流れを変えるような意見を褒めて奨励します。

このようにして授業で分かった快体験を実感できるようにします。授業を通して互いを知る場にします。子供と教師の関係も深まります。授業での快体験を持たせて下校させることができるとコロナ禍であっても人間関係を深められると考えます。

【コメント】

この回答は「授業」についての基本的な考えが整理されています。活発な話し合い活動が見えるようです。授業を通した人間関係づくりがよく分かります。

×回答

私は学級経営に力を入れます。子供たちとよい人間関係を築くには子供を褒めてやり、やる気を出させることが大切です。

また、困ったことなど何でも言える子供との関係づくりをしっかりします。また、学級内に自分の居場所を感じられるようにします。

【コメント】

学級経営の大事な視点を挙げていますが、どれにも具体的にそれをどのように進めるのかという一番聞きたい具体的な方策が抜け落ちています。

コロナ禍で「褒めてやる気を出させる」「困ったことなど何でも言える子供との関係づくり」「学級内に自分の居場所を感じられるようにする」などの具体策が問われているのです。

○回答にするには、まず視点を絞ります。この中の一つの視点についての具体策を考えます。次にどのような方法があるか挙げます。子供の活動の場面や子供との関わり方を書き出します。

書く作業は考えを見直す活動につながります。具体策のない回答は、実践力が劣ると評価されます。

アドバイザー・塚田亮 元東京都公立学校長

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