印象に残る自己PRを ポジティブな言葉で表現

新年度になれば、各自治体から教員採用試験の募集要項が発表され、いよいよ今夏の試験のエントリーということになる。エントリーシートには自己PRを記すことが多く、また面接の質問などもその自己PRに基づいて行われるのが通常である。そこで、自己PRに焦点を当て、その基となる自己分析について見てみよう。

教採試験の準備では、自己分析をしてそれを基に自己PRを考えることが大変重要である。エントリーに当たっては、自己PR文や自己推薦書の提出が求められることが少なくなく、また、実際の面接では自己PRの時間が設定されていることも多い。面接は自己PRと心得、しっかりとそのための自己分析をしよう。

自己分析の際は、まず人生設計をきちんと考えよう。自分は教師としてどのような人生を送っていきたいのか、どのような教師になりたいのか、自分の理想像やサクセスイメージを描く。新任のとき、そして中堅、ベテランになったら、どのような教師になっていたいのか、子供たちとの関係はどうか、また管理職となって自分の理想の学校をつくっていきたいのか、ポジティブに考えておきたい。仕事だけではなく、プライベートで何を楽しむか、趣味を持っているならどのように楽しんでいくのか、なども考えてよい。

次に頑張ったことを書き出し、リストアップしていく。次の10項目について書き出すようにする。

〈頑張ったことリスト・10項目〉

(1)学業や勉強、ゼミで頑張ったこと

(2)スポーツで頑張ったこと

(3)部活動やサークル活動で頑張ったこと

(4)アルバイトで頑張ったこと

(5)資格取得

(6)語学、留学

(7)趣味、特技

(8)教育実習

(9)勤務で頑張ったこと(社会人経験者)

(10)教員の臨時採用で頑張ったこと

エントリーシートには、これらのように学業や部活動など学生時代に力を注いだこと、教育実習で学んだことなどを書かせることが多い。

頑張ったことをどのような視点で分析するのか、代表的で具体的な例を示しておく。

 〈学業、勉強〉

(1)目標達成

・資格取得(TOEIC、漢字検定、秘書検定など)

・懸賞論文

(2)好成績

・優やAの獲得

・奨学金の獲得

(3)学習態度

・無遅刻無欠席

 〈部活動、サークル〉

(1)積極的に取り組んだこと

・コンクール、大会

・部長、キャプテンなど

(2)自主的に取り組んだこと

・新しいサークルの結成

・部員の募集、PR活動

(3)長期的な取り組み

・ピアノ、バレエなど子供のときから練習

・小中高校と野球でレギュラー目指す

 〈趣味、特技、ボランティア、学外の活動〉

(1)ボランティア

・高齢者施設で介護体験

・地域の清掃活動

(2)コンテスト、コンクール

・英語スピーチで入賞

・全国大会出場

(3)留学

・現地の資格取得

・現地の友人を大勢つくる

それぞれの体験を語る際、抽象的では説得力がない。具体的なエピソードでもって成果、特徴などを語れるようにすると効果的である。また、なかなか自慢できるものが思い浮かばない、ということもあるだろう。しかし、特別でなくてもいいので、部活動、アルバイト、サークル、趣味などでちょっと工夫したことや努力したことを述べればよい。工夫や努力ができる人物である、ということを示せればよいのである。

さらに、文章で表現するときは自分のことをポジティブな言葉で表現するということが重要である。例えば、粘り強い、集中力がある、探究心がある、約束を守る、スピード感がある、人の話が聞ける、視野が広い、などのような言葉である。

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