試験対策 直前にできること 本番時の服装で面接の練習

 5月も半ばを過ぎ、今夏の試験本番まで2カ月余りとなった。試験の準備は万端であろうか。これから試験本番までにできることを列挙していく。これを参照して、直前対策に取り組んでもらいたい。

 ▽面接時の行動と服装に慣れる=試験当日に着ていく服装と持ち物で、「呼び出されて面接会場に入室→椅子の横であいさつをする→着席する→自己紹介と簡単な自己PRを行う→(面接終了時の)お礼を述べて退室する」の流れで練習を繰り返す。できるだけ、ぎこちなさを解消する。

 ▽鏡の前で話す練習をする=鏡の前に椅子を置き、背筋を伸ばして座り、うれしそうな表情で話す練習をする。質問されたと想定し、「教職を目指した理由」「どのような教師になりたいか」「関心のある教育時事」などについて回答する。一つの回答は30秒以内でまとめるのが望ましい。

 ▽姿勢の練習=前を向いて椅子に座る。深々とは座らない。背もたれにもたれかからない。背筋をきちんと伸ばす。手は軽く握り、膝の上に置くようにする。この姿勢を15分程度保てるように練習する。

 ▽話し方の練習=意識的に落ち着いた声のトーンでゆっくり話せるよう練習する。練習時から早口にならないよう注意する。

 ▽面接官役をおいて練習=模擬面接をする。受験仲間、友人、大学の教官、家族などにお願いして練習を繰り返す。大学の先輩などで現役の教師がいたら、練習の相手を務めてもらう。面接官役は家族や受験仲間でもよいが、友人などに紹介してもらい、自分のことを知らない人に面接官役をやってもらうとなおよい。

 ▽エントリーシートを用いた面接の練習を行う=受験申し込みの際に作成したエントリーシート(志望動機など)を使い面接の練習を行う。他の人にこのエントリーシートを読んでもらい、それをもとに質問をしてもらう(エントリーシートはコピーしておく)。

 ▽圧迫面接を経験しておく=圧迫面接の手口は、「非常識」と「非論理」で攻めてきて、受験者が弱気になったり混乱したりしてきたら、さらに気持ちを逆なでする言葉を掛けてくるというもの。面接官役に「一方的な決め付け」「揚げ足取り」「威圧的態度」で攻めてもらう。「君は教師に向かないと思う」「そんな考えは現場では通用しません」そんな対策しか考えられないのか」「不合格だったらどうしますか」などの言葉に対し、できるだけ冷静に対応できるように練習する。

 ▽受験する自治体の基本情報を確認=試験の実施要綱を改めて読んで、試験方法などをしっかりと確認する。傾向などもできるだけ把握する。また、受験する自治体が公表している「求める教師像」「今年度の教育施策」などに繰り返し目を通し頭に入れておく。学校数・児童生徒数、問題行動関連の数値なども把握しておく。

 ▽模擬授業で授業パターンを繰り返す=場面指導・場面指導の練習では、実際の授業を想定して授業パターンを繰り返す。「起立・礼・着席」→「学習ルールの確認(発言は挙手して、など)」→「本時のねらいなどの説明」→「既習内容の確認」→「板書」→「多様な指示」→「発問・指名」→「机間指導」→「まとめ」などを繰り返し、パターンを身に付ける。

 ▽あがるのを防ぐ練習=腹式呼吸で緊張を解く。やり方は、口からゆっくり息を吐き、吐きながらお腹を引っ込める。吐き切ったら、お腹を膨らませながら鼻から息を吸う。これで緊張が解けるので、練習をしておく。この他、話しながら手の平を上に向けたり、話している相手に向けたりすると気持ちが落ち着く。顎(あご)を少し上に向けて話すと声が出やすくなって緊張が解ける。覚えておいて練習してみよう。

 ▽体調を整える=当日は万全の体調で試験に臨めるよう体調管理に努めよう。

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