コツをつかんで対応を すぐに使える○回答―ダイジェスト(2)

 連載「面接の○回答×回答―合格の成否を分かつ決め手」から、模範回答を「すぐに使える○回答 その2」としてダイジェストで紹介する。

質問

 教師の一番大切な資質は何でしょうか。

○回答

 子供に対する愛情です。その子供への愛情を、学校の中で子供たちとの関わりの中で発揮できるということです。

 まず、子供たちに対して夢や希望を語れる教師であることが必要だと思います。自分自身が前向きに生きる。そして、その姿勢を子供たちに伝えたいのです。

 また、誠実に学ぶという姿勢を常に持ち、先輩の教師から、さらに、他校の教師からも学べるものはどんどん学んでいく。そして、子供たちからもいろいろなことを学んでいくことです。

 子供への愛情を持って、夢や希望を語れる資質、常に誠実に学び続ける教師、これが教師として一番大切な資質だと考えます。

【コメント】

 子供への愛情を強調するだけにとどまらず、それを基本としながらも教師として必要な姿勢について触れています。一つは夢や希望を語れる前向きな明るい教師、もう一つは誠実に学び続ける教師を取り上げています。がんばってくださいと声を掛けたくなる回答です。

質問

 先輩教師から、あなたの指導法について「間違っている」と言われました。どう対処しますか?

○回答

 先輩教師からの指摘によって、自らの教師としての在り方や指導が不適切であったと気付いたら、まず「ありがとうございます。気を付けます」と反省の言葉を述べます。その上で、「どのように指導すればいいのか、教えてください」と、教えを請います。

 実践に不慣れな自分に、注意や示唆を与えてくれたことに感謝する謙虚さがあってこそ、教師は「伸びていく」と思うからです。注意されたことが、先輩教師と自分の人間関係を深める好機となるように努めます。若い教師には、不得手、不案内なことが多いのだと、自分に言い聞かせながら、仕事をしていきたいと考えます。

【コメント】

 教師の同僚性を高めることが、教育界の課題となっています。同僚のしていることを「見て見ぬ振り」をする人より、率直に指摘や助言をしてくれる先輩教師は貴重です。教師として「伸びていく」基本は、謙虚さと素直さです。

質問 あなたのどこが教員に向いていると思いますか。

○回答

 私は素直な気持ちで人と接することを大切にし、常に相手の良さを見いだすよう努めています。幸い友人にも恵まれています。これは、部活動での生活を通して、目標は同じですが、それぞれの考え方は違っている中でも、お互いのよさを認め合い相手を信頼することが、一人一人の活動を充実させる原動力だと学び取ったからです。

 このことは、学校生活で一番充実感を持たせることのできる学習指導において、教師の関わり方の基本になるものと考えます。今後とも、常に相手の身になってよりよい人間関係が築ける自分になれるよう、努力していきたいと思っています。

【コメント】

 教師に求められているのは、子供のために労を惜しまず、組織の一員としての自覚と役割を果たし、自己啓発に励むことなどです。自らの体験から学び取ったことを長所として認識し、素直にこれからの教師生活に生かしていこうとする姿勢は、期待が持てます。

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