本番直前のアドバイス 面接に関する留意点は

 本番直前情報として、身だしなみなど面接関連ですぐに役立つアドバイスを解説する。

〈身だしなみ〉

何よりも清潔感が大事

 教採試験に臨む身だしなみの原則は次の3点である。

  1. 清潔かつ清潔感が大切である。サッパリしていて気分良く、すがすがしいか、自分自身に問いただしてみよう。
  2. 上品さが求められる。上品さは落ち着いた雰囲気を持つ効果があり、これに加え機能的に見えることも重要である。色使いも派手にならず、全体を3色以内にすると落ち着きが出る。
  3. 控えめであるということも重要。それはあまり目立たないようにということである。おしゃれは目立つことが目標であるが、身だしなみは統一感が求められる。

 この3原則を踏まえ、もう少し細かく見ていこう。

 髪型はさっぱりした感じで、前髪は目に入らないようにする。メイクは健康的に見えることが第一である。ひげはきれいにそる。無精ひげはNGである。

 服装の基本は、もちろんスーツ。男性はワイシャツとネクタイ、女性はブラウスまたはワイシャツにスカートまたはパンツ。上品さを忘れないことが重要。しみ、しわ、汚れ、ほつれにも気を付けること。

 爪はきれいに切る。手の平を目の高さまで持って行き、爪が見えないように切っておく。これは爪の健康にもよいという。マニキュアはする必要はないが、する場合は透明色など自然な色にする。

 靴の基本は黒だが、服に合わせて茶系でもよい。女性の場合、ヒールは3~5センチ程度の高くないものを選ぶ。よく磨いておくことが必要。

〈態度・動き〉

一つ一つの動きを大切に

 マナーはまず形から入ると言われる。それは五感の中でも視覚が大きく使われるからである。しかし、その形には「思いやる心」が伴うことが求められる。慇懃無礼(いんぎんぶれい)という言葉があるように、人は相手の態度や言葉から「心」を感じ取ることができるので態度や動きには十分注意する。

 動きに関する留意点は次の通り。

  • 動きは一つ一つ区切る=動きにも間を取る。お辞儀も頭を下げたら、一度しっかり止めて、それから頭を上げるようにする。
  • 2つの動作を一緒にしない=動作は丁寧に、が基本。面接ではあまりないかもしれないが、「ながら動作」は避ける。
  • 手の平全体を使う=面接官に手の平を見せる。何かを指し示すとき、何かをもらうときなど手の平全体を使うようにする。
  • 指先はそろえる=一本指で指したり、指がばらばらに開いたりしていると雑な印象を与えてしまう。
  • 物の取り扱いは腰より上で行う=場面指導などで物を取り扱う場合、腰より上で行う。丁寧なだけでなく自分の視野に入るのでミスも少なくなる。
  • 物の受け渡しは両手で行う=両手で受け取るのが基本だが、何かの都合で(片方の手はすでに別の何かを持っているなど)片手で行う場合は、一言「片手で失礼致します」と言う。

〈あいさつ〉

お辞儀はしっかり止める

 あいさつでお辞儀をする場合の留意点を見てみよう。まず肩の力を抜いて背筋を伸ばす。女性はかかとを付け、つま先はこぶしが一つ入るくらい広げる。男性はかかとが少しくらい開いていても構わない。手は軽く前で重ねるが、男性は身体の横でも構わない。面接官に笑顔で「よろしくお願いします」と言い、ゆっくりお辞儀をする。

 ポイントは1、2、3と少し早めにお辞儀をし、4でしっかり止め、5、6、7、8とゆっくり身体を起こす。腰から背筋、頭は真っすぐ、お尻をやや後ろに引き、視線は床の斜め前を見る感じにする。

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