*教員採用試験/教員採用ジャーナル

教育時事のトップは、やはり新学習指導要領である。ここ数年は、筆記試験だけではなく、小論文、面接などにおいて最もテーマとして取り上げられる頻度が高いであろう。もちろん、教員になったあとも重要である。学習指導要領のポイントについて、4回にわたって紹介する。 まず学習指導要領とは何か、法的根拠から見てみよう。 学校教育法第三三条に、「小学校の教育課程に関する事項は、(中略)文部科学大臣が定める」と示されている(幼稚園は第二五条、中学校は第四八条、高等学校は第五二条、中等教育学校は第六八条)。……

月刊『教員養成セミナー』前編集長 教育ジャーナリスト 佐藤 明彦
教員採用試験を受験する人にお勧めしているのが、複数自治体の「併願」です。もちろん、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ようなものではありませんが、第二志望を受験することのメリットは多岐にわたります。 最大のメリットは、第一志望を受ける前に、「試験慣れ」ができることでしょう。実際、そうした目的の下で、試験日程の早い高知県(2018年度は6月23日)や北海道(同6月24日)を併願する受験者は数多くいます。 一方で、ご存じの方も多いと思いますが、教員採用試験は原則として、近隣自治体を併願できません。……

今夏の教員採用試験は一段落したところであろう。それはつまり、来年の採用試験まで正味1年を切ったということでもある。教員採用試験は内容が幅広く、多様な試験が課されるので、次年度受験を予定している者は効率よく準備をしていく必要がある。すぐに取りかかったほうがよいものを見ていこう。 ○志望する自治体を絞って特徴を探る 教員採用試験は、全ての都道府県および政令指定都市で実施されている。受験する自治体絞っていこう。住民票のある県でなくては受験できない、などという制約は一切ないので、地元で受験するか、大学のある県にするか、または興味のある自治体を受けるか、よく考えよう。 今の時点で、一つに絞る必要はないが、2~3の自治体に焦点を当て、その自治体の教育の特徴、試験の内容などをよく知ることから始めたい。 筆記試験は、自治体ごとに内容や形式が違うので、過去問題をそろえて分析しよう。……

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この「合格する模擬授業」も最終稿となった。今夏の二次試験も進んでいることだろう。目前の模擬授業をより確実なものにするために最後のチェックをしておこう。 (1)チェックで準備を怠ることのないように チェックしておくポイントは以下の7点。……

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テーマ
学校では夏休みを利用して夏季施設を開設します。主なものを挙げ、その意義や留意点について考えを述べてください。
○回答
◯夏季施設の主たるものは臨海学校と林間学校です。臨海学校は海が学習の場であることから参加者一人一人がきまりを守り安全に過ごす、海という大自然の懐で健康な心身をつくる、集団行動を通して規律、協同、友愛、奉仕の精神を養う、臨海学校の体験を通じて仲間との絆を強め思い出をつくるなどが意義(目的)であり留意点であるとも考えます。 また、林間学校の意義(目的)は大自然に親しみ、心を豊かにすることだと考えます。……

月刊『教員養成セミナー』前編集長 教育ジャーナリスト 佐藤 明彦
2018年度の教採試験が多くの自治体で終わり、後は合格発表を待つのみとなりました。来年度受験予定の大学3年生などは「いよいよ自分たちの出番」と感じていることでしょう。 この時期、「まだ、何の対策もしていない」という人は少なくありません。合格者に、試験対策をいつごろスタートしたかを聞くと、「試験前年の10月ごろ」と言う人もいれば、「年明けごろ」と言う人もいます。中には、「直前の4月ごろ」という強者もいますが、これはやや例外的で、確実に合格を勝ち取りたいのであれば、前年の秋ごろには着手した方がよいでしょう。 最初にすべきは試験内容の確認です。……

月刊『教員養成セミナー』前編集長/教育ジャーナリスト 佐藤明彦

多くの自治体で2次試験がスタートしている。教員になる上での最終関門。「くだらないこと」で泣きを見ないよう、万全を期して臨んでほしい。 「くだらないこと」の一つに、当日の身だしなみが挙げられる。面接試験では、第一印象が合否を決める。好印象を持ってもらうためにも、当日の朝は入念に鏡を見て、身だしなみを整えてほしい。完璧だと思って家を出ても、試験会場へ着くまでの間に乱れることもある。直前にもトイレなどで鏡を見て、髪型やネクタイの乱れがないかを確認するとよい。教員は人前に出る仕事ゆえ、だらしがない印象を与えれば、面接官は容赦なく低評価をつける。 男性はスーツの雨ぶた(ポケットの上に付いたふた)を外に出し、ポケットに物を入れすぎないよう気を付けたい。……

月刊『教員養成セミナー』前編集長/教育ジャーナリスト 佐藤明彦

教員採用試験の元面接官から、面接試験における「印象の悪い言動」について、よく話を聞く。中には、民間企業においては問題がないとされているものもあるので、いくつか紹介したい。 一つ目は「視線を外す」こと。面接官が複数人いる場合、民間企業の採用面接では、「目線を配りながら話すのが良い」とされる。しかし教員採用試験では、そうした「目配り」を好まない面接官が多い。質疑応答中は、質問者だけを見て話す方が無難であろう。 また質疑応答中、視線はできるだけ外さない方がよい。……

2次試験直前対策として「模擬授業のポイント」をみてみよう。当紙面で「合格する模擬授業」を連載しているが、模擬授業を実施する自治体が多いこと、現役の学生受験者は経験上不利であることから、改めて留意点を考えてみたい。
○実施形態をきちんと知る
簡単にいうと模擬授業とは、実際に教壇に立ったと想定しての授業シミュレーションである。 実施形態は自治体によって異なるが、会場に教壇と黒板が用意され、児童生徒が目の前にいると想定して行うのが一般的。……

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教員採用選考一次の結果を受け取り、次に向けての意識が高まってきていることと思う。模擬授業を実施する自治体の受験生は、次の事項に留意し、準備を怠ることのないようにしたい。 ①小学校は教科別(国語、算数、理解、社会、道徳、体育、外国語活動他)の指導案、中・高校は主要教科の領域別指導案を手元に用意する ②基本の学習過程が身に付いている(技能教科の例示)……