【2023年度教員採用試験】採用担当課長に聞く最新動向 神奈川県

神奈川県教育委員会教職員人事課長 羽鹿直樹

【1】求める教師像

 神奈川県では、「未来を拓(ひら)く・創る・生きる 人間力あふれる かながわの人づくり」を基本理念とし、その実現に向けた教育の指針として「かながわ教育ビジョン」を策定しています。その中で「めざすべき教職員像」を明らかにし、次のような3つの要素を備えた人材を求めています。

  • 人格的資質と情熱をもっている人
  • 子どもや社会の変化による課題を把握し解決できる人
  • 子どもが自ら取り組むわかりやすい授業を実践できる人

【2】選考の特徴及び実施要項の主な変更点

 実施要項の主な変更点は、現在未定です。

 ※決定し次第ホームページに掲載しますので、そちらをご覧ください。

【3】説明会、願書配付及び受付、各試験の日程

○志願者説明会(令和4年度)

  • 4月9日(土)午後2時~フォレスト仙台
  • 4月9日(土)午後2時~エル・おおさか
  • 4月9日(土)午後2時~環太平洋大学
  • 4月10日(日)午後2時~ウインクあいち
  • 4月15日(金)午後7時~藤沢市民会館
  • 4月20日(水)午後6時30分~神奈川県立音楽堂
  • 4月26日(火)午後7時~やまと芸術文化ホール
  • 4月30日(土)午後2時~神奈川県立かながわ労働プラザ
  • 4月30日(土)午後6時30分~神奈川県立かながわ労働プラザ
  • 5月5日(木)午後2時~小田原三の丸ホール

※申込みは4月1日(金)午後3時からインターネットで受け付けます。

○受付期間 

 4月20日(水)~5月12日(木)(郵送申込期間は4月20日(水)~5月6日(金))原則インターネット申込みとなります。(一部の特別選考を除く)

実施要項は4月中旬に配布予定です。

○試験日程

  • 第1次試験 7月10日(日)
  • 第2次試験 8月8日(月)~8月22日(月)までの間で実施予定

【4】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の採用見込数

 令和3年度実施の選考試験は、小学校350人程度、中学校240人程度、高等学校380人程度、特別支援学校135人程度、養護教諭25人程度で募集しました。

 令和4年度実施選考試験の採用見込数は、4月中旬頃にホームページ、実施要項で発表予定。

【5】人物評価の選考観点

 令和3年度実施の選考試験では、次のような観点で行いました。

  • 個人面接
    • 姿勢・態度
    • 判断力・表現力
    • 堅実性・信頼感
    • 協調性・社会性
    • 専門性・多様性
    • 適応性・使命感
  • 模擬授業
    • 指導力・表現力
    • 姿勢・態度
  • 論文試験
    • 表現
    • 内容

※各観点の詳細は、ホームページを御覧ください。

【6】受験予定者へのメッセージ

 神奈川県では、「心ふれあう しなやかな 人づくり」を提唱した「かながわ教育ビジョン」を策定しています。このビジョンは、「未来を拓(ひら)く・創る・生きる 人間力あふれる かながわの人づくり」を基本理念とし、自己肯定感に基づく「思いやる力」「たくましく生きる力」「社会とかかわる力」を育てることを教育目標としています。

 この「かながわ教育ビジョン」の重点的な取り組みを推進するために策定した「教職員人材確保・育成計画」において、「めざすべき教職員像」を明らかにし、これを踏まえた人材の確保・育成を進めています。皆さんはぜひこの「めざすべき教職員像」を参考に、教員としての資質や人間としての魅力を磨いてください。

 今、受験予定者の皆さんは、教職への希望とともに様々な不安を抱えているかもしれません。初めて教師として児童・生徒の前に立つこと、授業・クラスづくり、保護者・地域との連携、初めて神奈川に来ること……。こうした様々な不安は誰にでもあることです。そこで神奈川県では、初任から3年間を教員の育成期間と位置づけ、「めざすべき教職員像」の具現化を柱に、皆さんが安心して教師としての力を発揮できるような環境づくりに取り組んでいます。教師としての資質を高める自己啓発や実践力を高める教職研修です。特に初任者研修では、初任者同士のグループをもとに仲間作りを進めながら、互いに支えあい、高めあえるような環境づくりに取り組んでいます。

 あなたの教職への情熱、子どもたちへの思いを大切にし、力を発揮してみませんか?ともに神奈川県で「未来(ひと)」を育てていきましょう!


2022年度採用選考(2021年実施)について 

【7】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の受験者数、合格者数、合格倍率

  • 小学校:受験者数 993人、合格者数 387人、合格倍率 2.6倍
  • 中学校:受験者数 1025人、合格者数 238人、合格倍率 4.3倍
  • 高等学校:受験者数 1884人、合格者数 413人、合格倍率 4.6倍
  • 特別支援:受験者数 376人、合格者数 142人、合格倍率 2.6倍
  • 養護:受験者数 243人、合格者数 27人、合格倍率 9.0倍

【8】一般選考の試験内容と試験ごとの配点(合格基準点があれば併せて)

▽第1次試験

  • 教科専門試験:配点100点(小学校は英語加点により105点) 基準点30点
  • 一般教養・教職専門試験:配点100点 基準点30点

 一般選考、特別選考いずれの試験においても、各試験(教科専門試験、一般教養・教職専門試験)の基準点を1つでも下回った場合は不合格になります。

▽第2次試験

  • 個人面接:配点200点・基準点100点
  • 模擬授業:配点60点・基準点24点
  • 論文試験:配点40点・基準点10点
  • 実技試験:配点120点・基準点48点

(実技試験は中高音楽、中高美術、高校書道、中高保体、中技術、中高家庭、中高英語で実施)

 各試験(個人面接、模擬授業、論文試験、実技試験)の基準点を1つでも下回った場合は不合格になります。

【9】論文試験の課題内容(校種別)と指定字数

  • 小学校 神奈川県では、児童や学校等の実態に応じ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、必要な資質・能力を育成する主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでいます。このことを踏まえ、あなたは、ICT活用の利点を生かした授業実践にどのように取り組みますか。ICTを活用する意義やねらいとともに、あなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。
  • 中学校 神奈川県では、生徒や学校等の実態に応じ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、必要な資質・能力を育成する主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでいます。このことを踏まえ、あなたは、ICT活用の利点を生かした授業実践にどのように取り組みますか。ICTを活用する意義やねらいとともに、あなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。
  • 高等学校 神奈川県では、生徒や学校等の実態に応じ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、必要な資質・能力を育成する主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでいます。このことを踏まえ、あなたの教科では、ICT活用の利点を生かした授業実践にどのように取り組みますか。ICTを活用する意義やねらいとともに、あなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。
  • 特別支援学校 神奈川県では、本県の教育の総合的な指針となる「かながわ教育ビジョン」に基づいた重点的な取組の一つとして、豊かな心と健やかな体を育む教育の推進を掲げています。その中に、「いのち」の尊重に関する教育の推進と人権教育の推進が挙げられています。これらのことを踏まえ、児童生徒等が自他の「命」や「人権」を尊重する意識を高めるために、どのような教育が大切だと考えますか。具体的な取組とともに、あなたの考えを600字以上825字以下で述べなさい。
  • 特別支援学校(自立活動担当) 神奈川県では、障害のある子どもへの指導に関する専門性をさらに高めるため、自立活動教諭(専門職)を特別支援学校に配置しています。子どもたちの多様な教育的ニーズに対応し、支援の効果を最大限にするために、チームアプローチの視点から担任等とどのように連携しようと考えますか。校内における取組と特別支援学校のセンター的機能の発揮における取組について、あなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。
  • 養護教諭 養護教諭は、専門性に基づき、児童生徒等の心身の健康を守り、安全・安心を確保する大きな役割を担っています。このことを踏まえ、学校全体としての取組を進めるためのコーディネーターとして、あなたはどのように取り組みますか。あなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。

【10】面接試験(集団討論、模擬授業、場面指導を含む)の実施方法(面接形式、所要時間、実施の流れ、主な質問内容、その他留意点など)

  • 模擬授業:指定されたテーマに沿った1単位時間の授業計画を立て、導入から展開にかけての最初の10分間(準備、片付けを含む)を行いました。
  • 面接試験:個人面接では、「面接カード」、「自己アピール書」の記述内容を参考にしながら面接を行い、総合的に人物を評価しました。

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