奈良県教育委員会教職員課長 上島和章
【1】求める教師像
奈良県が求める教員像
- 子どもの学ぶ意欲を高め、生涯にわたり学び続ける力をはぐくむ人
- 豊かな人間性をもち、「生きる力」を備えた心身ともに健やかな子どもをはぐくむ人
- 奈良の伝統、文化を理解し、地域と社会的絆の中で子どもをはぐくむ人
【2】選考の特徴及び実施要項の主な変更点
選考の特徴としては、「義務教育学校特別選考」・「教職経験特別選考」・「社会人を対象とした特別選考」・「英語教育推進特別選考」・「障害者特別選考」等を実施しています。
来年度の実施内容は現在検討中ですので、詳細については必ず来年度の受験案内でご確認ください。
【3】説明会、願書配付及び受付、各試験の日程
- 願書配付:5月上旬配付開始(予定)
- 説明会 :5月上旬(予定)
- 願書受付:願書配布開始日~5月下旬(予定)
- 1次試験日:
- 筆答 6月25日(土)、予備日7月2日(土)
- 実技 6月26日(日)、 予備日7月3日(日)
- 集団面接(討議) 7月9日(土)か10日(日)の1日、予備日7月16日(土)
- 2次試験日:
- 実技 8月11日(木)
- 個人面接 8月13日(土)~17日(水)の1日
【4】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の採用見込数
令和4年度の新規採用予定数 計308人
- 小学校110人
- 中学校100人
- 高等学校58人
- 特別支援学校25人
- 養護教諭10人、
- 栄養教諭3人
- 実習助手・寄宿舎指導員2人
【5】人物評価の選考観点
集団面接(討議)では集団の中で発揮される資質や能力を評価し、模擬授業では生徒を引きつける魅力と授業力に優れた人物を評価し、個人面接では自立した社会人としての豊かな人間性、教育者としての識見、資質・適性等、総合的に優れた人物を評価しています。
【6】受験予定者へのメッセージ
教育は未来をつくる営みです。また、教師は子どもの成長に立ち会い、喜びや生きがいを感じることができるすばらしい職業です。皆さんには、「専門的力量」、「人間的な魅力・人間性」、「学び続ける意欲」の3つを備え、対話を重視した授業実現のために、日々研鑽に励んでいただきたいと思います。
私たちの仲間になって、一緒に奈良県の子どもたちのためにがんばりましょう!
2022年度採用選考(2021年実施)について
【7】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の受験者数、合格者数、合格倍率
〔校種〕受験者数、合格者数、合格倍率 の順に記載
- 〔小学校〕549人、110人、5.0倍
- 〔中学校〕428人、100人、4.3倍
- 〔高校〕375人、58人、6.5倍
- 〔特別支援〕122人、25人、4.9倍
- 〔養護〕99人、10人、9.9倍
- 〔栄養〕20人、3人、6.7倍
【8】一般選考の試験内容と試験ごとの配点(合格基準点があれば併せて)
〔試験内容〕対象校種等、配点 の順に記載
▽1次試験
- 〔一般教養〕全ての校種等、100点
- 〔教科専門 (中高音楽・美術・保健体育は実技試験を含む)〕、実習助手・寄宿舎指導員を除く全ての校種等、200点
- 〔集団面接(討議)〕全ての校種等、100点
※全ての試験及び加点の合計点を基に総合的に判定しますが、上記各試験には、それぞれ合格基準があり、合計点が上位であっても基準に達しないものがある場合には不合格となります。
▽2次試験
- 〔実技試験〕小学校のみ、50点
- 〔個人面接〕全ての校種等、300点
※受験した試験の合計得点を基に総合的に判定します。
【9】論文試験の課題内容(校種別)と指定字数
実施していません。
【10】面接試験(集団討論、模擬授業、場面指導を含む)の実施方法(面接形式、所要時間、実施の流れ、主な質問内容、その他留意点など)
試験内容(面接形式)
- 1次試験:集団面接(討議)
- 2次試験:個人面接(模擬授業、場面指導を含む)
主な質問内容
- 志望動機
- 教員になって取り組みたいこと等