【2023年度教員採用試験】採用担当課長に聞く最新動向 愛媛県

愛媛県教育委員会高校教育課長 島瀬省吾

【1】求める教師像

 本県では、①子どもが好きで、未来を担う子どもたちを育成しているという誇りと気概を持って教育にあたることができる人、②愛顔(えがお)にあふれ、あいさつを大切にする人、③仕事にも人にも誠実に向き合う人、を求めています。

【2】選考の特徴及び実施要項の主な変更点

 本県では、幅広い分野で活躍する豊かな人間性を持った人材を採用するため、スポーツや芸術・文化活動で顕著な成果を有する者、社会貢献活動での実績を有する者、各種資格取得者、他教科・他校種の免許状所有者等に対し、加点制度を設けています。2022年度採用試験では、プログラミングを学ぶ「情報Ⅰ」の必履修化や、1人1台端末を用いた授業の効果的な実践に向け、情報系の資格取得及び高等学校「情報」免許状所有者に対する加点の見直しを行いました。2021年度採用試験からは、他県会場(大阪、東京)の設置、受験資格における年齢制限の撤廃、追加合格の実施等を行っています。また、教員採用選考試験専用のホームページを開設し、採用試験の実施に関する情報や愛媛で教員をすることの魅力等について情報を発信していますので是非ご覧ください。

【3】説明会、願書配付及び受付、各試験の日程

  • 説明会
    • 2023年度採用選考については未定。
    • 2022年度採用選考では、2021年5月23日にオンラインで説明会を実施。(事前申込制)
    • 2020年度採用選考では、5月下旬に松山会場(県庁)での説明会及び四国・中国・近畿地区の大学を対象に説明会を実施。(2021年度採用選考では大学、県庁ともに説明会を中止。)
  • 願書配布
    • 2023年度採用選考については未定。
    • 2022年度採用選考では、2021年5月18日から配布。
  • 出願期間
    • 2023年度採用選考については未定。
    • 2022年度採用選考では、2021年5月18日~6月7日
  • 第1次選考の日程
    • 2022年7月21日~2022年7月22日
  • 第2次選考の日程
    • (高校・特支)2022年8月23日~2022年8月25日
    • (小・中・養・栄)2022年8月23日~2022年8月26日

【4】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の採用見込数

2023年度採用選考については未定。

 2022年度採用選考は、小学校190人程度、中学校105人程度、県立学校90人程度、養護教員10人程度、栄養教員若干人、障がい者特別選考10人程度。

【5】人物評価の選考観点

 教員としての資質、社会人としての素養、教職への意欲、教師としての使命感などを総合して評価している。

【6】受験予定者へのメッセージ

 「心おどる、学び合いの旅にいざなうような教育」の実現を目指しませんか。子どもたちが、新しい世界を知る喜びに心おどらせ、様々な価値観や意見を認める学び合いの中で、新しい時代に必要な力を身に付けられるように、私たちと共に汗する仲間の出願をお待ちしています。


2022年度採用選考(2021年実施)について 

【7】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の受験者数、合格者数、合格倍率

  • 小学校:受験者数379、合格者数207、合格倍率1.8倍
  • 中学校:受験者数303、合格者数108、合格倍率2.8倍
  • 県立学校:受験者数367、合格者数88、合格倍率4.2倍
  • 養護教員:受験者数107、合格者数13、合格倍率8.2倍
  • 栄養教員:受験者数36、合格者数1、合格倍率36倍

【8】一般選考の試験内容と試験ごとの配点(合格基準点があれば併せて)

〔試験内容〕

  • 1次試験:筆記試験(教職専門、専門教科・科目)、集団面接試験
  • 2次試験:適性検査、筆記試験(小論文)、実技試験等(英語については英会話)、面接試験

※実技試験の試験区分・教科・科目については別紙1のとおり。

〔配点〕

公表していない。

【9】論文試験の課題内容(校種別)と指定字数

○指定字数:1000字以上1200字以内

【小学校教員】

 いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこととして「不易流行」という言葉があります。

 小学校6年間の児童の成長を支える教師として、あなたが学校現場で取り組みたいことを、「不易流行」の言葉の意味を踏まえて、具体的に述べなさい。

【中学校教員・養護教員・栄養教員】

 児童生徒1人1台端末整備に象徴される文部科学省の「GIGAスクール構想」は、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、公正で個別最適化された学びの実現を目指しています。「誰一人取り残すことのない教育」は、いつの時代であっても求められるものだといえます。

 あなたは、受験している試験区分において、「誰一人取り残すことのない教育」について、どのように考え、どのように実践したいか、具体的に述べなさい。

【高等学校教員】

 文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会が令和3年1月に出した答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」には、「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善に資するよう、GIGAスクール構想により児童生徒1人1台端末環境と高速大容量の通信ネットワーク環境が実現されることを最大限生かし、(中略)これまでの実践とICTとを最適に組み合わせることで、学校教育における様々な課題を解決し、教育の質の向上につなげていくことが必要である」とあります。

 このことを踏まえ、あなたは、GIGAスクール構想により構築される教育環境を活用し、学校教育が抱える具体的な課題を解決するため、どのような授業を行いたいですか。受験している教科・科目を踏まえて具体的に述べなさい。

【特別支援学校教員】

 「教育の情報化に関する手引き(追補版)」(令和2年6月文部科学省)には、「特別支援教育における教育の情報化の意義」が明記され、「学びにくさ」を補い、本人の力を高めるためにICTを活用することの重要性について述べられています。

 そこで、あなたが考える特別な配慮が必要な児童生徒に対してのICT機器の活用方法や指導上の留意点について、障がい種や学部を絞って具体的に述べなさい。

【10】面接試験(集団討論、模擬授業、場面指導を含む)の実施方法(面接形式、所要時間、実施の流れ、主な質問内容、その他留意点など)

  • 1次試験:集団面接試験
  • 2次試験:場面指導・面接試験(個人)

教員としての資質、社会人としての素養、教師としての使命感等に関する内容

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