【2023年度教員採用試験】採用担当課長に聞く最新動向 新潟県

新潟県教育委員会義務教育課長 今井渉・高等学校教育課長 小川正樹 

【1】求める教師像

本県の教員育成指標では、採用段階で、次のような資質・能力を求めています。

  • 教員としての素養
    • 教育公務員としての崇高な使命を自覚し、教職への誇りと情熱、児童生徒への愛情をもつ。
    • 高い倫理観、人権感覚をもち、法令や服務規律の遵守を徹底し、責任をもって自らの職務を果たす。
    • 学び続けることの重要性について理解し、理想の教師像や目指す授業、新たな教育課題の解決に向けて常に努力し続ける。
    • コミュニケーションを大切にしながら、周囲との信頼関係を構築する。
  • 学習指導(授業構想)
    • 学習指導要領の目標と内容に沿って、児童生徒の実態に合った授業を行うことの重要性を理解している。
  • 生徒指導(いじめ等の問題行動への対応)
    • いじめや不登校等の背景にある問題の把握と問題解決に向けた適切な指導・支援が重要であることを理解している。

【2】選考の特徴及び実施要項の主な変更点

  • 中学校教諭と高等学校教諭の一括募集を継続する予定です。
  • 大学院進学者名簿登載制度を再開する予定です。
  • 正式には4月に公示される実施要項で確認してください。

【3】説明会、願書配付及び受付、各試験の日程

  • 2023年度採用選考検査に向けて、4月下旬から一般向けの説明会を実施する予定です。具体的な日程が決まりましたら、ホームページ等で御案内します。
  • 要項公示日及び出願受付期間、各検査の日程は未定です。なお、例年要項公示日・出願受付開始日は4月下旬、第1次検査は7月中、第2次検査は8月中に実施しています。
  • 出願受付は、電子申請のみとします。

【4】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の採用見込数

 未定です。なお、令和4年度採用予定数は、小学校教諭255人、中学校教諭・高等学校教諭出願形式【中・高共通】と【中学】を合わせて142人(【中・高共通】は、中学校と高校を合わせた採用見込み数です)、出願形式【高校】10人(農業、工業、商業、水産、情報)、特別支援学校教諭30人、養護教諭25人、栄養教諭2人でした。

【5】人物評価の選考観点

 第2次検査における面接は2回実施し、個人面接Ⅰでは「学習指導、生徒指導等に関 する事項」、個人面接Ⅱでは「教員としての資質・能力等に関する事項」について面接を 行う予定です。2回の個人面接を実施することで、時間をかけて受検者と向き合い、教 員としての意欲や資質等の人物評価をより重視しています。

 なお、評価の観点については公表していません。

【6】受験予定者へのメッセージ

 新潟県は、南北に長く、長い海岸線もあれば、風光明媚な山間部もあります。また、佐渡島や粟島もあります。このように、豊かな自然に囲まれた新潟県の各地では、地域の自然や風土を生かし、地域に根ざした豊かな教育活動が展開されています。新潟県の教員に採用されたら、配置された地域に浸り、地域のよさや地域住民の願いを受け止め、それぞれの地域で教員としての力量を高め、児童・生徒を高めてほしいと願っています。

 新潟県では、働き方改革を進め、ワークライフバランス推進に努めています。業務改善に効果的と思われる取組等を共有するため、「学校現場における働き方改革の取組事例集」を発行し、県のHPにも掲載していますので、ぜひ一度ご覧ください。また、新潟県が独自に立ち上げた「新潟県教育支援システム」にアクセスすると、授業づくりや学級づくりのアイデアやヒント、資料をダウンロード、そしてコミュニティでの情報交換等ができます。このシステムには、教材研究や授業場面で活用したり、児童生徒が家庭学習に使ったりできる「学習支援動画」が2300本以上登録されており、教員の授業づくりをサポートしています。

 子どもへの愛情をもっている皆さん、新潟県の子どもたちが夢や希望をもって成長できるよう、私たちとともに汗を流しましょう。目をキラキラと輝かせた子どもたちが、皆さんとの出会いを待っています。皆さんの出願をお待ちしています。


2022年度採用選考(2021年実施)について 

【7】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の受験者数、合格者数、合格倍率

  • 小学校:457、260、1.8
  • 中学校・高等学校
    • [中・高共通]:569、138、4.1
    • [中学]:7、5、 1.4
    • [高校]:39、12、3.3
  • 特別支援学校:60、36、1.7
  • 養護:110、28、3.9
  • 栄養:19、5、3.8

【8】一般選考の試験内容と試験ごとの配点(合格基準点があれば併せて)

  • 第1次検査
    • 小学校教諭、中学校教諭・高等学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭(筆答検査Ⅰ:60点、筆答検査Ⅱ:200点)
    • 中学校教諭・高等学校教諭のうち、実技検査を課す教科(筆答検査Ⅰ 60点、筆答検査Ⅱ 100点、実技検査 100点)
  • 第2次検査
    • 全出願種 個人面接Ⅰ:40点、個人面接Ⅱ:50点

【9】論文試験の課題内容(校種別)と指定字数

論文試験は実施しませんでした。

【10】面接試験(集団討論、模擬授業、場面指導を含む)の実施方法(面接形式、所要時間、実施の流れ、主な質問内容、その他留意点など)

 第2次検査における面接は2回実施し、個人面接Ⅰでは「学習指導、生徒指導等に関する事項」、個人面接Ⅱでは「教員としての資質・能力等に関する事項」について面接を行い、評価しました。なお、評価の観点は公表していません。

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、各自の面接時刻の30分前に随時受付を行いました。また、受付での健康観察の実施及び、マスク着用での面接の実施、会場内の換気に留意しました。

 集団討論、模擬授業、場面指導は実施しませんでした。

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