【連載】活躍する退職校長会(1)長野県退職校長会

協力・全国連合退職校長会

 

退職校長会会員による朝の見守り活動
退職校長会会員による朝の見守り活動
恩返しの心で教育現場を応援

昭和40年、日本教育推進連盟長野県支部として発足した長野県退職校長会は、昭和54年、会名と規約の変更をして、「長野県退職校長会」として新たなスタートを切りました。「長野県教育の正常な発展に寄与し、あわせて会員相互の親睦と福祉を増進する」のを目的とし、諸活動を推進してきました。平成30年度には創立40周年を迎えます。

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1.「教育現場の応援団」として活動

わが国の将来を担う子どもたちが、それぞれの夢と希望を持って自己実現できるよう、教育現場でお世話になった私ども退職校長会の会員が、すべての方々への恩返しの気持ちで、教育現場の応援をしていきたいと取り組んでいます。

(1)メッセージで校長を励ます

国や県から学校現場に押し寄せる教育改革や教育的課題、教職員の不祥事多発によるマスコミや社会からの厳しい目や不信が見えてきました。
こんなときこそ、校長に自信をもって学校経営に当たってもらいたいと、退職校長会は平成25年8月、現役の県内全小・中・特別支援学校長に思いを伝える「校長先生へのメッセージ」を、一人ひとりの校長と顔を合わせ、声を掛け合いながら届ける活動を行いました。
このメッセージに対して校長から感謝の言葉が多く聞かれました。メッセージの意図が十分に伝わり、退職校長会が身近な存在となり、親近感・信頼感のある会との認識をいただけました。その後、毎年4月に新校長にメッセージを送り、激励を続けています。

(2)「信州型コミュニティスクール」事業を支援

長野県教育委員会は、これまで築き上げてきた学校と地域が連携して子どもたちを育てる取り組みを、一層充実発展させようと、「信州型コミュニティスクール」を進めています。
私たちは、この事業についての理解と協力を深める研修を重ね、会員の経験や知恵を生かせる場に積極的に参画し、協力していこうとしています。学校運営委員として、コーディネーターとして、学習支援ボランティアとして。地域社会に基盤を置く会員は、豊かな教育経験を生かし、かつてお世話になった学校に恩返しをするためにも、参画を進めています。

2.教育関係機関、団体と懇談会

それぞれの立場や現状を共有し、共に課題の解決に努めるべく、次に示す多くの教育関係諸機関、諸団体、有力者と情報交換し、連携を深めていく大事な役割を担っています。

▽県教育長▽県教委義務教育課・教学指導課・文化財生涯学習課▽県小・中・特別支援学校長会▽県校長教頭組合▽信州大学教育学部長▽信濃教育会事務局

3.「信州〝教育の日〟」を推進

信濃教育会、県小・中・特別支援学校長会、県PTA連合会等とともに呼びかけ合い、開催した「信州〝教育の日〟」は、22の構成団体、県教委他100団体以上の後援のもと、毎年11月の第3土曜日に開催しています。

平成28年度は第15回を迎え、一般県民や若い世代に参加を勧め、民間団体主導による教育風土の醸成に努めています。
年々、私たちへの協力要請が強くなっており、開催地の支会との連携を深くしてきました。
咋年度の参加者の18%が、私たち退職校長会の会員でした。パネルディスカッションのコーディネーターは、会員が務めています。

4.14支会の主体的活動の支援や情報交換

県下14支会がそれぞれ主体的に活動を展開し、存在感を示すとともに、県会報の支会便りのコラムや各支会報の交換を通して、会員相互の絆を深めています。
地域探訪の小旅行、ウォーキングやマレットゴルフなどの運動を通して、会員相互の親睦や健康増進を図っています。また現職校長との教育懇談会や講演会なども企画されています。

年4回の支会長や各年の事務局での自由闊達な情報交換等で、各支会との連携を深めています。

(担当・木内芳則)