変容する生徒指導―模索する学校現場―(6)生徒の特性や背景を意識した生徒指導へ

 昨年3月、福井県の中学校で2年生の男子生徒が校舎から飛び降り、自死した。自治体の学校事故等調査委員会がまとめた報告書によれば、この生徒は2年生の10月以降、課題提出や生徒会活動の準備の遅れなどを理由に、担任や副担任から度々厳しい指導叱責を受けていた。課題の遅れなどに適切に対処できない中で自己評価や自尊感情を損ない「生徒会を辞めるように」との強い叱責を受けて絶望感を深め、自死に至った。

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