変容する生徒指導―模索する学校現場―(8)部活動と生徒指導を考える

今回は、部活動と生徒指導の関係について考えていきたい。部活動は、生徒の「自主的、自発的な参加」を前提とした教育課程外の活動である。だが、中学2年生の部活参加率は9割近くに上り、運動部についてスポーツ庁が「平日2時間以内、週2日以上の休養日」などの指針を繰り返し示すほど、生徒が長い時間を過ごす活動となっている。教員にも負担となっており、「ブラック部活動」という指摘もある。諸外国にも例をみない日本の部活動拡大にはさまざまな要因が考えられるが、1980年代に広がった部活動を非行防止手段として位置付ける考え方も影響を与えている。

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