矯正教育最前線~学校との連携を模索して(10)学校と少年矯正施設の連携の必要性

eye-catch_1024-768_yokoyama_fin監修 國學院大學名誉教授 横山實

今回の連載では、少年法の保護処分を行う施設、つまり、少年鑑別所や少年院で、最前線で働いている職員が、非行少年のためにどのような矯正教育を行っているかを紹介しました。

学校とは違って、これらの施設では、少年がさみだれ式に入所してきますので、同時点からの一斉教育は不可能です。今は、施設に収容されている少年の数が減少しているので、少年法の基本理念である「少年の最善の利益」を実現する方向で、個別教育が充実しつつあります。

例えば、第4回目の記事にあるように、子供一人一人に心理の専門職員と教育の専門職員が担任になり、きめ細やかな指導を行うことが可能になっているのです。……

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