カリキュラム・マネジメントとは何か?(4)子供たちを守る責任

上越教育大学教職大学院教授 西川純


 子供を大人にするのが、学校の務めです。しかし、社会人にするのが学校の務めだと思っている教員は、どれほどいるでしょうか。小学校教師は中学生にするのが仕事で、中学校教師は高校生にするのが仕事だと思っているでしょう。高校教師も大学教師も学校は勉強を教えるところで、社会人としての能力は勤め先が企業内教育で育てるものだと思っているのではないでしょうか。

 勤め先は企業内教育をやめて、学校に社会人を育てることを求めているのです。これは日本以外の国では、学校の務めだと考えられていることです。

 このような教育に何年かかるでしょうか。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。