複雑化する学校トラブル スクールロイヤーの役割(3)いじめ防止対策推進法の現場への理解

スクールロイヤーの活動の一つとして、しばしば依頼されるのが教員向けの研修である。とりわけ、「いじめ防止対策推進法に基づき学校がやらなければならないこと」を校長会、教頭会、指導主事の研究会、時には学校で全教員に向けて伝えてほしいというニーズがある。

同法が施行されてすでに5年ほど経過した。ところが、研修に赴いて強く感じるのは、意外にも、「同法を的確に理解していない管理職や教員が少なくない」ことである。

同法では、学校には基本方針の策定義務のみならず、道徳教育の充実や相談体制の整備などが求められる。……

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