複雑化する学校トラブル スクールロイヤーの役割(4)いじめ加害・被害児童への対応

スクールロイヤー(SL)が学校から受ける相談は「いじめ」対応も多い。主なポイントは初期対応と組織的な対応だが、具体的な活動をみていきたい。

大阪府でSL制度が始まった時期は、いじめ防止対策推進法の施行と重なる。当初、発生した事象を学校が「いじめ」と認めないことで、被害児童と保護者が不満を抱えるという相談がよくあった。

同法第2条は「いじめ」の定義を「心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童ら等が心身の苦痛を感じているもの」とする。……

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