これからの医療的ケア ―実態と課題から捉える (3)学校における医療的ケアの歴史②


東京都立光明学園統括校長 田村 康二朗



医療的ケアを巡る歴史の第2回目では、教職員が医療的ケアの担い手に加わる過程を述べる。
■違法性阻却(そきゃく)の時代~東京都の救急体制整備事業を例に

医療的ケアが必要な子供の受け入れは、現状で保護者の負担も大きい。そのため、学校(教員)とPTA(保護者)、文科省、都道府県教委の関係者が知恵を出し合って打開策を探った。

例えば、東京都の検討委員会で考え出された制度が「救急体制整備事業」だった。……

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