校長のパフォーマンス(90)AI時代と教職志望

eye-catch_1024-768_takashina-performance教育創造研究センター所長 髙階玲治

来年度に向けた教職採用試験が始まっているが、志願者数がかなり減少している。東京都の場合、小学校は昨年の3.6倍から2.7倍になった。他の県では2倍以下もみられるのではないか。全国的な傾向として小学校の志望者の減少傾向が続いているが、中・高校もかなり減少しはじめている。

その背景には、学校の働き方改革で急激に問題になっている長時間勤務の実態がある。特に小学校は全教科担任のような過重な職務が求められるだけでなく、英語指導、ICTやプログラミング学習の導入がある。多様化・困難度の多い仕事などが増える中で、教師の余裕のなさが教職への希望をちゅうちょさせる要因になっているのではないか。抜本的な改善が早急に必要である。

一方、周知のように最近は景気の動向などを受けて、仕事を選択する可能性がかなり高まっている。若者の職業意識がかつてとはかなり異なるという。……

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