肢体不自由生徒の観点から見る~高校の特別支援教育(8)私立高校の体制整備

横浜国立大学教育学部博士・高野陽介

肢体不自由の生徒が生活する地域で高校進学の選択肢を増やすためには、公立だけではなく、私立の高校を含めた体制整備が求められる。

文科省の2016年度の特別支援教育の体制整備状況では、私立高校でも特別支援教育コーディネーターや個別の指導計画、教育支援計画の作成が着実に行われてきているものの、国立や公立に比べて全調査項目で実施率が低い状況が明らかになっている。

私立高校への進学を希望する肢体不自由生徒は多いが、十分な対応が行われず入学が実現しないケースもみられる。……

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