古くて新しいPTA問題 これからの保護者と教師の関係(1)役割分担を見直す

ジャーナリスト 大塚 玲子

保護者たちの間でPTAの在り方が問題になっている。このことは、さまざまなメディアで取り上げられていることから、今や当事者はもちろん、多くの人が知るところだろう。

PTAは本来、任意で加入・参加する団体だが、多くの学校で保護者本人の意思とは関係なく、子供が学校に入学すれば自動加入で会費を徴収されるのが現状だ。春の保護者会では、じゃんけんやくじ引きで役を強制される保護者が多い。そのため、PTAが恐れや嫌悪の感情を引き起こし、保護者を保護者会や学校から遠ざける原因にもなってしまっている。

背景の一つには、社会構造の変化がある。共稼ぎやひとり親家庭が増え、かつてのように専業主婦世帯は減っている。……