古くて新しいPTA問題 これからの保護者と教師の関係(3)学校側の見方


ジャーナリスト 大塚 玲子

普段は保護者の目線でPTA問題を考えているが、教師の側に視点を移すと、また違った景色が見えてくる。また一口に教師といっても、校長や教頭の管理職と、一般の教師では見方に多少の乖離(かいり)がある。

管理職にとってPTAはリソースとしての期待が大きい。保護者(主に母親)の無償労働やお金、モノを寄付してくれるのはやはりありがたい。一方で学校はPTAに対し、「リソースだけ提供してもらい、学校のことには口を出さないでほしい」と考えている。以前ある校長に「本音を聞かせてほしい」と尋ねたところ、同じ答えが返ってきた。

『ブラック校則』(荻上チキ/内田良著・編集、東洋館出版社)の第11章「保護者からみた校則」にも書いたが、学校側が保護者の口出しを嫌う風潮は強い。……

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