校長としての心構え(2)判断することの大切さ 責任を取る者が行うというルール


元東京都立西高等学校長 石井 杉生


■日々自覚的に判断しているか

 「大切なこと」シリーズの第2弾として、今回は、「判断することの大切さ」について考えてみたい。多くの方はそんなことは当たり前と言われると思うが、「あなたは学校に関する案件を日々自覚的に判断しているか」と問われて、自信を持って肯定できる校長はそれほど多くないのではないかと思う。

 都立高校改革を通して、私は、「責任を取る者が判断をする」ルールが学校のガバナンスを確立する上でとても大切なだ、と感じた。1997年度に都立高校で起こった習熟度別授業の未実施問題なども、この「責任を取る者が判断する」というルールが確立できていない時代の事件である。

 かつて、「◯◯ということが、会議で決まった」という言い方が広く使われていた。……

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