古くて新しいPTA問題 これからの保護者と教師の関係(6)保護者と教師の連携

ジャーナリスト 大塚 玲子


PTAはその名前からして、「P(保護者)とT(先生)が協力する場」という理解が一般的だが、実際にPとTが接触する場面はあまりないのが実情だろう。

学校にもよるが、多くのPTAでは管理職や担当の教師と、本部役員の保護者は比較的密に顔を合わせている。ただ、そこで交わされた情報が他の教師や保護者に共有されることはほとんどない。それどころか「役員会で出た話は口外禁止」という暗黙のルールがあったりする。

昨今は個人情報保護の観点から、大昔のように特定の保護者との間で起きたトラブルについて校長がPTA会長に相談するといったことも難しくなった(公立の小中学校では各自治体の個人情報保護条例が適用される)。……

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