クオリティ・スクールを目指す(142)ものの見方・考え方の視点


教育創造研究センター所長 髙階玲治


新学習指導要領は各教科固有の「見方・考え方」を重視し、さまざまに説明している。子供の思考力や判断力、表現力を育てるとき、どの教科でも同じではなく、それぞれ固有のアプローチの仕方が必要である。その意味で教科固有の「見方・考え方」を育てることによって、その教科の学びを深く体得できるようになる。その「見方・考え方」は、教科の学習のみでなく、生活や多様な場面でも必要とされる。人間が社会的に成長する上で必要とされる基盤的なものである。

「見方・考え方」をどう考え、どう身に付けるかという視点で北俊夫前国士舘大学教授が書いている(『「ものの見方・考え方」とは何か』文溪堂2018)。

北教授は、基本として「ものの見方・考え方」を四つの視点で重視している。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。