「司法面接」子供から正確な証言を引き出す技術(6)自由報告のための環境


立命館大学教授 仲 真紀子





「今、ここ」で起きた事件であれば、「何があった?」というオープン質問だけで十分な情報が得られるかもしれない。

だが、より多くの情報を得なければならないこともある。「友達から無視されたというB子」「カンニングが疑われるC夫」「校内での交通事故を目撃したというD太」から話を聞く場合もあるだろう。

このようなとき、被面接者を呼び出して、いきなり「何があったか全部話してください」と言っても、自発的な報告をすぐには得られにくい。……

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