「司法面接」子供から正確な証言を引き出す技術(8) 面接の構造②自由報告の練習

立命館大学教授 仲 真紀子

今回は、面接における(3)ラポール形成と(4)出来事を思い出して話す練習について述べる。

(3)ラポール形成の「ラポール」とは、「話しやすい関係性」の意である。面接者は「××さんのことをもっと知りたいので聞きますね。××さんは、何をするのが好きですか」と尋ねる。ここで「~が好き」などと出てきたならば、「~のことをもっと話して」と促し、より多くの情報を得る。例えば「本を読むのが好き」と子供が言ったとして、「本を読むのが好き。じゃ、そのことをもっと話して」と進める。その後のやりとりの流れの例を示そう。

子供: どんなことでもいいの。……

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