「司法面接」子供から正確な証言を引き出す技術(10)適切な対応につなげる


立命館大学教授 仲 真紀子



ここまで被害者や目撃者を想定した手続きについて述べてきたが、加害(いじめなど)や違反(カンニングなど)の疑いがある子供(被疑少年)への面接では、さらなる配慮が必要である。

疑われているというだけで、被疑少年は弱い立場にある。圧力をかけて誤った報告(虚偽自白)を引き出してしまえば人権侵害にもなる。被害者を想定した面接に加え、次のような準備や教示が重要である。

①中立な第三者や保護者を立ち会わせる(立会人は代弁者ではない。……

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