「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(4)学級雰囲気は何に影響されるか

筑波大学教授 柘植 雅義 監修


 知的障害のない発達障害の子供は、主に通常学級で学ぶ。担任教師は発達障害のある子供への指導の工夫はもちろん、周りにいるクラスメートの心を育てることも重要になってくる。

 例えば、クラスの雰囲気が良好でないと、ある子供に対して教師が配慮をした際に「あの子だけずるい」と声が上がったり、逆に「あの子は特別な子」というレッテルを貼ってしまったりすることにもつながる。

 また、発達障害のある子供本人や保護者の意向を無視して障害名をクラスメートに告げ、「あの子は〇〇(障害名)だからこのような配慮をしています。……

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