【校長としての心構え(8)】合意形成をすることの大切さ その2

元東京都立西高等学校長 石井 杉生
この連載の一覧
校長としての心構え

意見の分岐点が明らかになるまで掘り下げる

話し合いを意義あるものにするために
前回は、「進路ノート」を導入しようとする人と、それに反対の人の意見の対立について述べた。

根底にあるのは主体性をどう育てるか、を巡る意見対立であった。自主性や主体性をどのように育成していくかはなかなか難しいテーマだと思う。自由に、好きなようにやらせることを主体性の育成とは言えないだろう。かといって、あれこれと面倒を見すぎるのも問題がある。

そこで、「進路ノート」を作成することが生徒たちの自主性や主体性を阻害するのかどうかを考えてみた。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。