「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(9)授業コンサルテーションとは

筑波大学教授 柘植 雅義 監修

2007年の学校教育法などの一部改正以降、ほぼ全ての学校に校内委員会が設置され、特別支援教育コーディネーターも置かれるようになった。必要な子供には個別の指導計画も作成されている。14年に日本は「障害者の権利に関する条約」を批准し、インクルーシブ教育システムの構築に向けた取り組みが始まった。16年には障害者差別解消法が施行され、合理的配慮の提供について示された。

このように発達障害のある子供を含め、多様なニーズのある子供たちが学びやすくなる仕組みが整いつつある。今後は、これらの仕組みをどのように機能させ、指導や支援の質を高めていくかが求められる。

子供が教室で過ごす時間のほとんどは授業である。……

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