働き方改革を巡る視座『教育学者としての問い』(8)業務をどうダイエットするか


学校の働き方を考える教育学者の会





この対策は健康的なダイエットなのだろうか――。それが、文科省が出した通知「学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底」(2018年2月9日付)を読んだ第一印象だ。昨年の春まで小学校の教員をしていた私なりの解釈で、今回の働き方改革を考えてみたい。

学校教育はサービス業だといわれる。「お客さま(子供と保護者)のニーズに合わせたサービスを施す」という考え方に私は真っ向から反論している。だが、その意に反して、学校教育は学校以外が担うべき仕事まで包括して行わなければならなくなっている。気が付けば、多くの無駄なぜい肉が付いていた。

通知の中では大きく三つのダイエット方法が示されている。……

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