「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(10)誰もが過ごしやすい教室へ

筑波大学教授 柘植 雅義 監修


 これまで、発達障害のある子供が過ごしやすい「学級雰囲気」について解説してきた。

 小・中学校の通常学級で、発達障害のある子供が6~7%の割合で存在する可能性が示されている中、適切で効果のある指導・支援が急務になっている。適切な指導・支援がなければ学習でつまずき、人間関係がうまくいかず、場合によってはいじめに遭ったり、不登校になったりするかもしれない。その際、本人への個別的な配慮とともに、周りの子供や環境への配慮も欠かせない。

 毎日長い時間を過ごす学級が、発達障害のある子供にとって過ごしやすいか否かは重要なポイントだ。……

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