教師集団の学びとリフレクション(3)教師が持つ「ゲシュタルト」


東京学芸大学教職大学院准教授 渡辺 貴裕



どんなリフレクションが必要かという話の前提として、前回、教師は「こうでこうでこうだから……」と合理的な意思決定を繰り返しているというよりも、より直観的に自分にとって「自然」なやり方で行動していると考えられることを述べました。

こうした「自然」な行動を導くような感情や価値観、行動の傾向などが組み合わさった、その人が持つ全体的な体制、構えのことを、オランダの教育学者F・コルトハーヘンは「ゲシュタルト」と呼びました。

ゲシュタルトとはドイツ語で「形態」の意味。……

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