教師集団の学びとリフレクション(6)教師側と学習者側とのずれ


東京学芸大学教職大学院准教授 渡辺 貴裕




前回は、リフレクションが進むプロセスを表したコルトハーヘンのALACTモデルを元に、「本質的な諸相への気づき」の段階の必要性を述べました。

けれども、このように問題を掘り下げるのは、なかなか困難なものです。どうしても、人は自分がすでに持っている枠組みでもって問題を捉え、評価してしまうからです。どうすればこれが行いやすくなるのでしょうか。

そのためのヒントも、前回紹介した例の中に表れています。……

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