教師集団の学びとリフレクション(11)子供の姿を語るスタンス


東京学芸大学教職大学院准教授 渡辺 貴裕



授業検討会では、「子供の学びの姿を語りましょう」ということがよく言われます。連載第6回でも触れたように、学習者側に目を向けることは、より深いリフレクションを行うための鍵となります。しかし、子供の振る舞いについて述べてさえいればそれでよいのでしょうか。そこにスタンスの違いなどはないのでしょうか。

以前、ある小学校の公開研究発表会で興味深い出来事がありました。

3年生の理科の授業で、磁石に付けていたくぎは磁石になったと言えるのか、調べる方法をグループごとに考える、という活動を行っていました。……

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